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J-27 (潜水母艦) : ミニ英和和英辞書
J-27 (潜水母艦)[じぇい27]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

潜水 : [せんすい]
  1. (n,vs) diving 
潜水母艦 : [せんすいぼかん]
 (n) submarine carrier
水母 : [くらげ]
 (gikun) (n) jellyfish
: [はは]
 【名詞】 1. (hum) mother 
母艦 : [ぼかん]
 (n) mother ship
: [かん]
  1. (n,n-suf) warship 

J-27 (潜水母艦) : ウィキペディア日本語版
J-27 (潜水母艦)[じぇい27]

J-27は、日本海軍の計画した潜水母艦。3隻の建造が計画されたが建造には至らなかった。
== 概要 ==
1940年(昭和15年)頃の日本海軍の潜水母艦の状況は、迅鯨長鯨の2隻が艦齢15年を超えており、将来は練習艦として活用されることが計画されていた。残りの3隻(大鯨剣埼高崎)では平時は良いが戦時体制での艦隊拡張、または修理の際には隻数が足らない見通しであった。そこで民間徴用商船改造の特設潜水母艦でその場を凌ぐと共に、新たな潜水母艦が1942年(昭和17年)度の軍備充実計画(マル5計画)で2隻(仮称第863、864号艦)が、またその後のミッドウェー海戦による改マル5計画へ変更で、若干の設計改正を行ったうえで1隻増の3隻(仮称第5034、5035、5036号艦)が計画された。計画番号はJ-27、計画線表ではV27と呼ばれた。
優秀な居住・補給・整備・通信能力を有していたとされ、空母改造を前提とした大鯨とは異なる、かつ理に適った本格な潜水母艦であると考えられる。3隻とも三菱長崎造船所での建造、1番艦は1945年(昭和20年)より建造開始、引続き2・3番艦が起工され、最終艦は1948年(昭和23年)末に竣工する予定だった。しかし、その後の戦局の悪化で着工には至らず計画のみに終わった〔性能諸元のデータは主に『写真 日本の軍艦 第13巻』による。不足分(乗員、その他の補給物資のデータ)を『海軍艦艇史 3』と「幻の潜水母艦「5034号艦」」から補った。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「J-27 (潜水母艦)」の詳細全文を読む




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